奈良県川上村 熊野街道 柏木

   
   
   
   
   
   
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奈良県には12の村が今も残ってる、その中の一つ川上村は、奈良県の東部吉野川の源流に近い。川上村は昭和34年9月26日、伊勢湾台風により村の8割を流失し、壊滅的な被害を受けた。大峰山と台高山脈には1週間に8日雨が降るといわれ、年間総雨量5000mは名産吉野杉を育て、豊富な水資源は大滝ダム、大迫ダムに蓄えられ、水源地の村「未来への風景づくり」を形成している。ダム建設により、旧熊野街道はすべてダムの底にある。川上村柏木に残る旧街道は、大峰山崇拝と、熊野詣で大勢の旅人が往来したといわれ、その名残を今でも、旅籠、朝日館でしのぶ事が出来る。