古くから、郡上郡の政治、商業の中心地として栄える飛騨高地の南部町、長良川が町域を北から南に貫通しており、町の東西からは支流が流れ込み、17世紀に城下の防火等を目的に構造された水路がめぐらされ、湧水や山水を引き込んだ水舟と呼ばれる水槽の飲料水と、水の美しい町として「水の町100選」にも選ばれている。町の中央小高い山の頂上には16世紀後半に遠藤盛数が八幡城を築いている。郡上おどりは、毎年7月中旬から9月上旬まで述べ32夜にわたって開催される盆踊りで町内各地を移動し、笛や太鼓の山車と下駄の音が賑やかに周囲の人を踊りの輪に引き込む、特にお盆の時期は夜明けまで踊り続ける。