瀬戸内海の交通の港町 耕三寺への参道
尾道市瀬戸田町は生口島と高根島からなり、古くから塩田が開発されるなど、瀬戸内海の交通の要衝の港として栄えてきた町で、「西の日光」とも呼ばれる耕三寺があることでも知られる観光の町でもあります。港から、耕三寺への参道は、入り口には塩田業で財を成した豪商の屋敷が、昔の繁栄を残しています。主力の塩業、造船業に変わり、柑橘類、タコの姿干しがお土産屋の店先を飾り、耕三寺への参拝の客でにぎわっています。
秋には、山肌をミカン、レモン、八朔、ネーブルなど柑橘類がオレンジ色に染め、晩秋の瀬戸に映える姿が印象に残る美しい島です。