島根県太田市 大森の町並み

 世界遺産 世界の銀70パーセントを産出した銀の町 石見銀山

島根県太田市大森は、石見銀山の中核に位置する銀山の町です。日本の銀採掘の地として、徳川幕府の直轄地として代官所が置かれ、武士の屋敷や、銀山関係の相手を商ないとする商家が集合する町並みが、街道筋3キロにわたって立ち並んでいる。
 隣町は、赤い瓦、石州瓦の産出の地のせいか山陰独特の赤い屋根の家並みが特徴的だ。世界の銀相場を左右すると言われた、石見の銀は、温泉津港からあるいは、石見路から瀬戸内海に運ばれた街道だけに町並みも見事です。
 町の外れにある羅漢寺には五百羅漢が祀られ、風情ある太鼓橋の景観など豊富な歴史遺産が高く評価され、2度目の申請で世界遺産に登録された町です。

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