山口県柳井市 柳井の町並み

 江戸時代「岩国藩のお納戸」 呼ばれた瀬戸内海屈指の港町

 柳井は、古市、金屋地区約200mの町筋に江戸時代の商家が立ち並び白壁の町と言われています。1768年大火の以降、妻入り形式、本瓦葺き、入母屋形の屋根、白漆喰塗りの土蔵造りの構造の商家の家並み形式が、中世の町割りの形態として、今でもそのまま残っています。  
 かっては、岩国藩のお納戸として栄え、襟帯橋の建設を支えてと言われています。国森家は、江戸中期に建造され、当時の豪商の典型的な家造りが今でもそのまま残っています。灯火油、びんづけ油を商う商人として隆盛を誇っていた油屋商人の家で、いまは商家博物館となっています。

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