伊勢街道山間の小さな町並み
南北朝以来の歴史を持つ、松山城藩2万5千石の城下町。この日は15号台風に見舞われ、嵐の中での散策となった。町並みに沿っての町家は古い建物が多く残り、製薬業の町であったことが、250年前に開かれた日本最古の薬草園「森野旧薬園」の立派な建物にしのばれる。
屋根の低い漆喰塗りの土蔵造りの二階の棟は低く、虫籠格子の窓、両壁の立派なうだつ、取り付けられた看板の大きさに、当時の豪商の繁栄振りを伺うことができる。通りの両脇を流れる小川は防火用の水であろうか、防火体制の整った町並みに、城下町の町としての機能が凝縮したような密度の高い印象を受けた。
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