可部の街は、西に太田川、東に根の谷川に挟まれ、背後に400m〜900mの緩やかな山並みが続き温暖な気候を保つ自然の環境に恵まれた町を形成し市街地にと広がっています。
この町の中ほどに、「寺山」と呼ばれる位高僅か80mに満たない小高い丘のような山があります。昭和30年代前半までは、格好の子供達の遊び場であり、ある時は、水晶の採掘に、冒険に、お花見にと、古老達には思い出が一杯の山ですが、近年は近寄る人も少なく、その存在すら記憶にない忘れられた山となっています。
ある日突然、寺山の頂の樹木が伐採され、重機が山肌を削り出した。どうやら、国道54号線(広島〜松江)の渋滞を緩和する為の道路整備計画の一環として県立可部高校を寺山に移転させ、あわせて大規模な公園を造る計画であるらしい。
70年間、見慣れた山が、姿をけすのは淋しくもあり名残惜しいが、寺山が新たな息吹きをはじめどんな姿で甦るのか?その変貌する姿をカメラで追跡して往きたいと思います。
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06年4月 第一期工事が終わる | 東側 通路工事終わる |
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可部高校敷地工事終わる | 広域公園敷地工事終わる |
第二期工事に続く