加賀百二十万石、前田利長公が織田信長らを追善供養として1584年(文禄3年)に創建した方円寺が前身であると伝えられる曹洞宗のお寺で、加賀二代藩主前田利長の菩提寺である。
入母屋造りの贅を尽くした大伽藍の中には、仏殿、法堂、山門の三棟が富山県唯一の国宝に、総門、禅堂、大庫裏、廻廊、大茶道は重要文化財に指定さ、壮大に400年の歴史の中に建つ。
目の前の仏殿を見惚れながら拝む、一重裳階(もこし)の総檜造りだ、屋根は当初は柿葺きであったが、現状は鉛瓦となっている。その理由は俗説に寄れば非常時のおりに鉄砲の玉とする為と伝えられる。
端龍寺から 真っ直ぐに東方向に石畳の長い八丁の参道「八丁道」が伸びる、東端には利長の墓所があり端龍寺と結んでいる、仏心めいた参道も財を尽くした前田家の芸術的な作品のムードを漂わせている。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |